ヘアアイロンを使っていたら、うっかり手やおでこ、首元をやけどしてしまった…!
そんな経験、意外と多いですよね。やけどしたところが赤くなってヒリヒリ…。
「見た目はそんなにひどくないけど、どうやってケアすればいいの?」と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、ヘアアイロンでできたやけどは**見た目が軽くても、そのまま放置すると跡が残ったり治りが遅くなることもあります**。
跡が残ってしまうと、特に顔や首など目立つ場所は気になりますよね。
そこで今回は、**ヘアアイロンでやけどしたときの適切な対処法や、自宅でできるケアのコツ**について分かりやすくまとめました。
やけどをした直後に知っておきたいポイントを詳しくご紹介します!
この記事は「やけどしてしまった後」の応急処置やケア方法がメインです。
「もう二度とやけどしたくない!」「普段からやけどを予防したい」という方は、下記リンクの記事もぜひご覧ください。
>ヘアアイロンでのやけどの予防方法
今回ご紹介する対処法は、ロート製薬さんの公式サイトのやけどケアガイドなどを参考にし、分かりやすくまとめています。
>火傷(やけど)の応急処置法・対処法 | ロート製薬
ヘアアイロンでやけどをしたら、放置は絶対NG!
結論からお伝えすると、**やけどは見た目が軽くても絶対に放置しないでください**!
ヘアアイロンは200℃を超える高温になるので、皮膚の表面だけでなく、思った以上に奥までダメージが及んでしまいます。
放っておくと、やけどの跡が残ったり、回復が遅れたりすることも。
たとえ急いでいる朝でも、**最低限の応急処置だけは必ず行いましょう!**
こんなときは迷わず病院へ!
やけどには程度があり、ヘアアイロンでできるやけどの多くは「軽度のⅠ度」や「Ⅱ度(表皮〜真皮の浅い部分)」のものが多いです。
ですが、油断せず、以下のような場合は皮膚科を受診することをおすすめします。
水ぶくれができて、破けてしまった場合
高温のヘアアイロンを当ててしまうと、ぷっくりした水ぶくれ(水疱)ができることがあります。
「水ぶくれは自分で潰して治した方がいい?」と考えてしまう人もいますが、これはNG。
破けたところから雑菌が入って感染症を起こしたり、跡が残りやすくなってしまう危険があります。
**もし水ぶくれが破れてしまった場合は、自己処理せず、すぐ皮膚科に相談しましょう。**
いつまでも痛みが治まらない場合
軽い場合は、冷やすことで赤みやヒリヒリ感が落ち着いてきますが、**何時間たっても強い痛みが続く場合や腫れがひどい場合は病院での診察が安心です。**
とくに、広範囲にやけどしてしまったり、顔や首など目立つ場所、デリケートな部分にできたやけどは念のため診てもらいましょう。
ヘアアイロンでやけどした時の自宅ケア方法
軽度のやけどであれば、しっかりとしたケアで跡を残さずきれいに治すことが可能です。
そのためには**「とにかく素早く冷やす」「その後の保護」「色素沈着を防ぐケア」**の3ステップが大事!
まずはすぐ冷やす!流水・氷でOK
やけどしたら、まず真っ先にやるべきなのは**冷やすこと**。
**流水で15分〜30分、しっかり冷やしましょう。**
顔や首など流水を当てにくい場所は、氷や保冷剤をタオルに包んで当ててもOK。
冷やすことで、やけどの進行を抑え、痛みも軽くなります。
※冷やしている間も、決して水ぶくれを潰さないように注意しましょう。
冷やした後は保護!乾燥・刺激を防ごう
十分に冷やせたら、やけどした部分を乾燥させないように**優しく保護**します。
水ぶくれができていればガーゼで覆う、ない場合はワセリンを薄く塗ると◎。
市販の絆創膏は、剥がすときに水ぶくれが破れる恐れもあるので、貼るなら慎重に扱いましょう。
色素沈着や跡を残さないためのケア
痛みや赤みが引いた後も油断は禁物です。
やけど跡は、こすったり紫外線を浴びることで色素沈着を起こしやすく、薄茶色のシミになってしまうことも…。
できるだけ**こすらず刺激を与えないようにし、外出時は日焼け止めやマスク・衣類でガード**するのがおすすめです。
ほとんどの場合、1〜2ヶ月ほどで目立たなくなりますが、もし色や跡が残るようなら早めに皮膚科に相談しましょう。
やけどを防ぐ工夫も忘れずに!
ヘアアイロンでのやけどは、予防できれば一番!
特に顔や首筋などは、タオルを巻いたり、ヘアバンドを活用したりすることでやけどリスクを減らせます。
日頃からちょっとした工夫で、痛い思いや跡残りを未然に防ぐことができますので、**予防方法もぜひチェックしてくださいね**。
詳しいやけど予防のコツや、おすすめアイテムは下記リンクからどうぞ♪