よく見かけるサイズは32mmですが、ロングでも本当にそれで合っているのか迷いますよね^^;
コテは「太さ(サイズ)」も「メーカー」も、自分の髪質やなりたい仕上がりにフィットしていることが大切。
ここではロングヘア向けのコテのサイズ選びのコツに加えて、失敗しにくいおすすめ機種もご紹介します。
さらにサイズ別の巻き方もまとめたので、実践しながらCHECKしてみてくださいね(^^)
目次
ロングヘアのコテのサイズは何ミリ?
ロングヘアに相性が良いのは基本的に32mmか38mm。
コテは細いものだと19mmからありますが、細すぎると「くっきり強いカール」がつきやすく、全体のバランスによっては不自然に見えることも(このあと写真で違いも紹介します)。

仕上がりイメージで選ぶなら、次の目安が分かりやすいです。
32mmはこのくらいのカール
上写真の左が32mmで巻いたスタイル。
38mmに比べて少しだけリッジが強く出て、毛先の動きやボリュームをコントロールしやすいのが魅力。レイヤーの位置を活かしたアレンジや、外ハネ・内巻きの切り替えも自在に楽しめます。
38mmはこのくらい
右が38mm。ふんわりと空気を含んだような“ゆる巻き”に最適で、ロングでも重く見えにくいのが利点。
一方で、32mmに比べると細かなニュアンス作りはやや苦手なので、アレンジ幅を重視するなら32mm、やわらかく上品に見せるなら38mm、と覚えておくと選びやすいですよ。
19mm・26mmはロングヘアには合わない?
基本推しは32mm・38mmですが、ロングでも26mmを使っている人は多め。ニュアンス強めにしたい日や、前髪・顔まわりだけ細かく動かしたい時に使い分ける人もいます。
26mmや19mmで巻いたスタイルを見る
26mmは写真のとおり、32mmよりもリッジがきゅっと出やすく、ボリュームも生まれやすいのが特徴。
ただし毛量が多い人や硬毛さんは、全体を26mmで巻くとボリュームが出すぎてシルエットが大きく見えることもあるので注意しましょう。
19mmはどう?
ロングで19mmを使うと、かなり細かいウェーブ感に。
可愛らしい雰囲気にはハマりますが、日常使いだと「やり込み感」が強く出ることも。
「この雰囲気が好き!」ならもちろんOKですが、スタイルの幅という点では32mm・38mmの方が扱いやすいはず。顔まわりのみ19mmをポイント使いする、などの使い分けもおすすめです。
「サイズ別」ロングヘアのコテの巻き方
文字だけだと伝わりにくいので、サイズごとの仕上がりや手の動かし方がわかる動画を用意しました。
ベースは同じでも、32mmは毛先ワンカール+中間スルーで上品に、38mmは中間の“逃がし”を増やしてふわっと軽やかに、と意識すると失敗しにくいですよ。
「38ミリでつくるゆる巻き」と「32ミリでつくるウェーブ巻き」の2パターンを用意しました。気になる方からチェックして、自分の髪質や長さに合う巻き方を見つけてくださいね。
38ミリを使ったゆる巻き
38mmの太めバレルは、毛先までしっかり巻き込もうとすると上級者でも意外と難しいもの。
まずは毛先だけをワンカールして“逃げ道”を作っておくと、その後の巻きがグッと安定して仕上がりがきれいになります。
ワンカールのやり方が不安な人は、下の動画で基本を復習しましょう。
↓↓↓
ワンカールができたら、いよいよ本番のゆる巻きへ。
ロングのゆる巻きづくりは、こちらの動画が手順も見やすくとても参考になります。
↓↓↓
コツは2つ。
・毛束は少なめ、幅3cm程度で取ること。
・一気に巻かず、数回に分けてねじり巻きにすること。
毛束を多く取りすぎると熱が行き渡らず形が甘くなって崩れやすいので注意。毛束を細く、時間を置いて冷ます——これが“ゆるいのに長持ち”の近道です。
32ミリを使ったウェーブ巻き
ロングのウェーブ巻きは、下の動画が工程ごとに分かりやすく解説されています。
↓↓↓
ポイントは、毛先から順に巻き上げることと、1カールごとにしっかり冷ます時間を取ること。
ロングの人は工程が増えて少し大変ですが、冷ますひと手間でカールの持ちが格段にアップし、均一で美しいウェーブに仕上がります(^^)
ロングヘア用のコテを選ぶときはここだけ見て!
このあと“買ってよかった”と思えるおすすめコテを紹介しますが、その前に失敗しないためのチェックポイントを2つだけ。ここを押さえるだけで選びやすさが段違いです。
一言メッセージをつけました
各コテに「どんな人に合うか」が一目で分かる一言メッセージを添えています。
まずはここを見て、自分の髪の長さ・質感・仕上げたいスタイルにマッチしているかサッと判断しましょう。
ランキングの見方や選定基準を詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。
コテのサイズ
次に絶対チェックしたいのがバレル径(サイズ)です。仕上がりの雰囲気と操作性がここで決まります。
コテごとに下のようなサイズ表を付けています。
赤枠がその機種で選べるサイズ。モデルによっては一部サイズが無いこともあるので、購入前に必ず確認しておきましょう。太さ選びを間違えると「思っていた仕上がりにならない」原因になりがちです。

ロングヘア用のコテ3位:耐久性が高く安心して使える
アイビルDHセラミックアイロン
壊れにくさ重視ならコレ。毎日の相棒に。
最低・最高温度 | 100℃〜190℃(ダイヤルで細かく調整) |
プレートの直径 | 16/19/25/32/38mm |
コードの長さ | 3.0m |
※参考価格は変動する場合があります。
温度設定 | 温度上昇スピード | 持ち運び収納 | 海外対応 | 価格 |
◎ | △ | △ | ー | ◎ |
アイビルDHセラミックアイロンおすすめポイント
ロングヘア用コテのおすすめ第3位は「アイビルDHセラミックアイロン」。
「せっかく買うなら、納得できる品質を長く使いたい」「壊れにくい1本が欲しい」という方にぴったりのモデルです。プロの現場でも愛用される堅牢な設計で、耐久性は折り紙付き。熱の通り方も安定しているので、毛量の多いロングでもムラなく美しく巻けます。
毎日コテを使う人や、数年単位で同じ道具を育てるように使いたい人にこそおすすめの1台ですよ(^^)
サロンで証明された“長持ち”クオリティ
一日に何度も道具を稼働させるヘアサロンの現場でも、長期間使用に耐えるタフさが魅力。個人利用ならさらに長持ちが期待できます。結果として買い替え頻度が減るため、トータルのコスパ面でも優秀です。
個人だと気になる“業務用ならでは”の癖も
一方で、業務用設計ゆえに個人には少し扱いづらい点もあります。たとえば「立ち上がりがやや遅め」「温度が1〜25のダイヤル表示で℃表記ではない」など。
ダイヤルについては、どの数字が何℃に相当するか覚えるまで少し手間取るかもしれません^^; その点を理解したうえで選べば、心強い相棒になってくれます。
ロングヘア用のコテおすすめ2位:シンプル操作で初心者も安心
クレイツカールアイロン
入門機に最適!ダイヤル5段階の“迷わない”操作性。
最低・最高温度 | 150℃〜190℃(10℃単位で設定) |
プレートの直径 | 19/26/32/38mm |
コードの長さ | 3.0m |
※参考価格は変更になっている場合があります。
温度設定 | 温度上昇スピード | 持ち運び収納 | 海外対応 | 価格 |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ◎ |
クレイツカールアイロンおすすめポイント
ロングヘア用コテのおすすめ第2位は「クレイツカールアイロン」。
ヘアセットは毎日の小さな儀式。とくに忙しい朝は、複雑な操作に時間を取られたくないですよね。クレイツはシンプルで直感的な操作感が魅力。初心者でもすぐに使いこなせて、素早く“今日のベスト”を作れます。
5段階のシンプル操作で迷わない
温度は150℃〜190℃を10℃刻みで5段階調整。ボタン操作と連動したインジケーターが点灯するので、現在温度が一目で分かります。
細かな設定に悩まされず、「今日はこの温度でOK」と即決できるのがうれしいポイント。初めてのコテとしても安心です!
白コーティングは剥がれやすい点に注意
バレル表面は白いコーティング。きれいで清潔感のある見た目ですが、スタイリング剤の種類や使い方によっては剥離しやすい傾向があります。
コテ用のオイル・スプレーは“使用後仕上げ”に回す、ローションは十分乾かしてから巻くなど、使い方をひと工夫すると長くきれいに保てますよ。
ロングヘア用コテおすすめ1位はコレ:プロも愛用する本格派カールアイロン
クレイツカールプロSR
ヘアサロンでも実際に使われている本格派なら間違いなくコレ。
最低・最高温度 | 120℃〜210℃(10℃単位で細かく設定可能) |
プレートの直径 | 26/32/38/45mm |
コードの長さ | 3.0m(サロンワークでも安心の長さ) |
※参考価格は時期によって変動する場合があります。
温度設定 | 温度上昇スピード | 持ち運び収納 | 海外対応 | 価格 |
◎ | ◎ | ◯ | ー | ◯ |
クレイツカールプロSRおすすめポイント
ロングヘア向けのコテで堂々の第1位は「クレイツカールプロSR」。
髪を傷めにくく、きれいなカールを効率よく作りたい。
そして忙しい朝はできるだけ短時間で温まってくれると助かる…。
そんな希望を叶えてくれるのが、このプロ仕様のカールアイロンです。
多くの美容師さんが実際のサロンワークで使用しているだけあって、仕上がりや扱いやすさは折り紙付き。
コテにまだ慣れていない人でも自然にカールを作りやすいので、初心者さんにもおすすめできます。
ヘアサロンで人気の理由は?
ヘアサロンで選ばれる理由の一つは「温度上昇の早さ」と「仕上がりの美しさ」。
熱効率の良いダブルセラミックヒーターを搭載しているので、温度が素早く上昇。
さらに使用中も温度が下がりにくく、常に安定した熱を髪に伝えられるため、スタイリングの仕上がりが非常にきれいなんです。
また、プレート表面にはイオンチタニウム加工が施され、滑らかに髪を通すことが可能。耐久性も高いので長く愛用できます。
加えて側面にはイオンシリコンラバーが搭載されているため、髪に弾力を与えながら、ぷるんとした立体感のあるカールを作れるのも魅力です。
サロンで実際に見かける率が高い
美容室に行くとかなりの確率で見かけるほどの定番アイテム。
私が通っている美容室でもスタッフさんが愛用していて、以前通っていたサロンにも置かれていました。
お客さんごとに異なる髪質やスタイルに対応するサロンの現場で、これほどまでに選ばれているのは「耐久性・仕上がり・使いやすさ」すべてにおいて高いレベルだからこそ。
家庭でプロ仕様の仕上がりを再現したいなら、間違いなくおすすめできる一本です。