
パーマって、みなさんどれくらいもちますか?
私はだいたい3ヶ月近くもちますが、1ヶ月を過ぎたあたりから、最初のようなハリや弾力がなくなってきて、だんだんゆる〜くなってしまうんですよね^^;
そんなとき、カールアイロン(コテ)でクルクルっと巻き直したくなること、ありませんか?
でも「パーマをかけてるのにアイロンを使っても大丈夫なのかな?」と少し迷ってしまうこともありますよね。
私もまさにそう思っていたので、メーカーの公式情報や美容師さんの意見などをしっかり調べてみました。
▼▼▼
調べた結果、私が出した答えは「パーマをかけた直後はNG」「でも、ヘアアイロンを使ってもパーマが取れやすくなることはない」というものです。
今回は、どうしてそう結論づけたのかを、できるだけわかりやすくまとめてみました(^^)
目次
公式「パーマ直後のヘアアイロンはNGです」

パーマをかけた直後にヘアアイロンを使うのは、髪にとってかなりリスキーなことですよね。
そこで私は、「もしかして公式の情報で明記されているのでは?」と思い、詳しく調べてみました。
ヘアアイロンの取扱説明書を見てみました
まずは基本の「公式情報」として、手元のヘアアイロンの取扱説明書を確認。
ですが、残念ながら私の持っているアイロンの説明書には、パーマ直後についての記載が見当たりませんでした。
そこでインターネットで大手メーカーの取扱説明書を探してみたところ、パーマ後の注意点がきちんと明記されているものを見つけました。
どうやら「パーマをかけてから2~4日間は使用を控えるように」と記載されているようです。
クレイツとパナソニック→直後(2~4日)はNG
実際に調べたパナソニックとクレイツ(どちらも美容家電メーカーとして有名)の説明書を載せますね。
パナソニック 
クレイツ 
パナソニックは「3~4日」、クレイツは「2~3日」と書かれており、どちらも直後の使用は避けるようにとのこと。
この情報に従うなら、少なくともパーマ後4日間はヘアアイロンを使わないほうが安心ですね。
ちなみに、 「ヘアアイロンでパーマが取れやすくなるの?」
という疑問については、このあとで詳しく説明します。
パーマ直後のヘアアイロンがダメな理由
なぜパーマ直後にヘアアイロンがダメなのかというと、パーマ自体が髪に強い負担を与える施術だからです。
さらにそこに高温のアイロンを加えると、ダメージが重なって髪が一気に傷んでしまうおそれがあります。
そのため、メーカーとしても髪の状態が落ち着いてくる「5日目以降」からの使用を推奨しているのだと思います。
美容師の意見「パーマ後でも影響はない」

メーカーの説明だけでは一方的かもしれないので、実際に美容師さんにもお話を聞いてみました。
すると、意外にもこんな意見が。

美容師さんによると、「パーマ後にヘアアイロンを使っても特に影響はない」とのことでした。
ただし、この意見は“直後の使用”についてではなく、また「ダメージ」以外の部分に焦点を当てた話のようでした。
【私の結論】パーマ後は5日目までヘアアイロンしない

メーカー公式と美容師さん、両方の意見を踏まえて、私の結論は「パーマ後5日目まではヘアアイロンを使わない」です。
これまでも直後に使うことはほとんどありませんでしたが、今後はより意識して気をつけようと思いました。
もしあなたもパーマ後にヘアアイロンを使おうと思っているなら、5日目まではちょっと我慢してみることをおすすめします。
ヘアアイロンでパーマが取れやすくなることはない

ここまでは「髪のダメージ」という面から見てきましたが、もうひとつ気になるのが
「ヘアアイロンを使うとパーマが取れやすくなるのでは?」という点ですよね。
せっかくかけたパーマ、できるだけ長くキープしたいものです。
でも安心してください。
私が調べたかぎりでは、ヘアアイロンでパーマが取れやすくなることはないようです。
パーマとヘアアイロンは仕組みが違うから
日本パーマネントウェーブ液工業組合(JPWIA)によると、パーマとヘアアイロンでは髪の内部で起こっている仕組みそのものが違うそうです。
どちらも髪の結合を一度切って、別の形に再結合させる点は同じですが、切っている「結合の種類」が異なります。
2つの仕組み

パーマの場合
図の左側のように、S-S結合を切り離してカールの形に再結合します。
ヘアアイロンの場合
右側のように、水素結合を一時的に切ってストレートやカールに整えたあと、再びつなげる仕組みです。

つまり、見た目は似ていても、髪の中で起きていることはまったく別のプロセスなんです。
【つまり】仕組みが違うからパーマはヘアアイロンで取れない
パーマもヘアアイロンも“髪の形を変える”という意味では似ていますが、仕組みそのものが違うため、アイロンを使ってもパーマが取れてしまうことは基本的にありません。
「パーマが少しゆるくなってきたけど、アイロンを使うともっと取れちゃいそう…」と心配していた方も大丈夫。
使いたいときは遠慮せず、アイロンでスタイリングを整えてOKです(^^)
それ以外の日でもヘアアイロンは慎重に使って!
パーマが取れやすくなる心配はほとんどないとはいえ、ヘアアイロンの熱ダメージは別問題。
パーマをしていないときでも、ヘアアイロンは髪に負担を与えるアイテムです。
ダメージレスな使い方
・短時間で仕上げる
・髪を守るスタイリング剤を使う
・アフターケアを欠かさない
この3つを意識するだけで、ダメージをかなり抑えることができます。
より具体的な方法は、こちらで詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
傷みにくいヘアアイロンもあります
もし今使っているヘアアイロンをそろそろ買い替えようと思っているなら、髪へのダメージを抑えたタイプもおすすめです。
たとえば、私が愛用しているのは 絹女ヘアアイロン
熱の伝わり方がやさしく、髪がツヤっとまとまるのでお気に入りです。

他のヘアアイロンとは違って、プレート部分が少しだけ幅広に作られているので、一度に挟める髪の量が多く、何度もスライドさせる必要がありません。
髪の量が多い人でもサッと仕上がるので、朝の時短にもなりますし、スライド回数が減ることで髪への摩擦ダメージも抑えられます。
しかも、プレートには「シルクプレート」という特別な素材が使われています。
これはテフロン加工が施された、とても滑らかなプレートで、髪との摩擦をぐっと減らしてくれるんです。
引っかかりが少ないから、通すたびにスルッとした感触でストレスもなし。
パーマで少し傷んでしまった髪でも、やさしくスタイリングできるのが嬉しいポイントです。
知り合いの美容師さんも、仕事だけでなくプライベートでも愛用しているほど。
プロが認めるほどのダメージレス性能は間違いないと思います。
私自身も使ってみて、その滑らかさと髪の仕上がりの良さを実感しています。