斜め前髪はヘアアイロンがおすすめ。可愛い前髪が5分で簡単長持ち

「朝にヘアアイロンでしっかりスタイリングしたのに、気づけばお昼には髪がうねってきてる…」
そんな経験、きっと一度はありますよね。特に雨の日や湿気が多い日は、外に出た瞬間からスタイルが崩れ始めてしまうことも。せっかく朝時間をかけて整えたのに、思いどおりにキープできないとがっかりしますよね(^^;

実は、髪の癖がそれほど強くない人でも“スタイルが長続きしない”悩みはとても多いんです。

そこで今回は「ヘアアイロンで作ったスタイルを長持ちさせるコツ」を、丁寧にわかりやすく紹介していきます。少しの下準備と使い方の工夫で、仕上がりのもちが驚くほど変わるので、ぜひ今日から取り入れてみてください♪

ヘアアイロンの基本ステップはこの3つ。
そして、実はこの中で“スタイルを長持ちさせる”うえで最も重要なのが（1）下準備なんです！ここを丁寧に行うかどうかで、仕上がりのツヤも持続力も全く違ってきます。

もちろん（2）以降のブロッキングやアイロン操作の仕方も大切ですが、今回は特に下準備と長持ちテクにフォーカスして解説します。全体の流れを知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

ヘアアイロンの基本的な使い方

ヘアアイロン後、長持ちさせるためのコツは5つ！

「せっかくなら、1日中きれいなスタイルを保ちたい！」という方へ。
ここからは、私自身や美容師さんが実際に実践している“長持ちのための5つのコツ”を紹介します♪

この5つを「準備→アイロン→仕上げ」の流れで、順に解説していきますね。

長持ちキープさせるコツ その1

180℃以上の高温ヘアアイロンを用意

髪がしっかり形づくのは、基本的に160℃以上の温度から。ただし160℃では、細い髪やダメージ毛には十分でも、普通〜硬めの髪だとすぐに戻ってしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、180℃以上の高温設定ができるヘアアイロン。
髪質によっては200℃前後に設定すると、一気に形が決まりやすく、仕上がりのもちもぐんとアップします。
ただし、髪が細く柔らかい方やダメージが気になる方は180℃でも十分です。硬い髪・太い髪の方は200℃近くを目安に調整してみてくださいね。

また、表示温度と実際のプレート温度が少し違う場合もあります。なかなか形がつかないと感じたら、ほんの少しだけ温度を上げてみるのもおすすめです。

長持ちキープさせるコツ その2

ブラシで根元からしっかり梳かす

意外と見落とされがちなのが、アイロン前のブラッシング。髪が絡まっている状態でアイロンを当てても、熱がムラになり、クセやうねりがすぐに戻ってしまいます。

根元からブラシやコームで優しく梳かすことで、髪全体に均一に熱が伝わり、キューティクルが整ってツヤもアップ。
特に湿気が多い日は、丁寧にブラッシングすることで仕上がりが驚くほど変わります。「毛先だけ」ではなく「根元から」しっかり梳かすのがコツです。

長持ちキープさせるコツ その3

ヘアアイロン前OKなスタイリング剤を使う

アイロンの熱ダメージを防ぎながら、スタイルをしっかりキープするには「ヘアアイロン前専用」のスタイリング剤が必須！
スプレー・ミルク・ローションなど種類は豊富ですが、キープ力重視ならローションタイプがおすすめです。

髪全体に均一に行き渡るよう、手ぐしでなじませてください。ムラがあるとクセづきも uneven になってしまいます。
ただし付けすぎはNG。髪が重くなったり、逆にカールがとれやすくなる原因にも。必ずパッケージに書かれた適量を守りましょう。

長持ちキープさせるコツ その4

ドライヤーも重要

スタイリング剤をなじませたら、ドライヤーでしっかり乾かすのを忘れずに。
少しでも湿気が残っていると、せっかくのアイロン効果がすぐ落ちてしまいます。

乾かすときは、仕上げたいスタイルを意識しながら。ストレートにしたい場合は上から軽く抑えながら、毛流れを整えるように乾かすとまとまりが良くなります。
このひと手間で、仕上がりの持ちが見違えるほどアップしますよ。

長持ちキープさせるコツ その5

少量ずつ挟む

最後のポイントは、アイロンで挟む髪の量。
一度に多く挟むと熱がムラになり、外側だけがクセづいて中はそのまま…なんてことも。
目安は指2本分（約3cm幅）程度の束がベストです。

ブロッキングも面倒がらずに丁寧に。少し手間をかけるだけで、アイロン後のツヤやキープ力がぐっと変わります。慣れてきた方でも、この「下準備の丁寧さ」を忘れないことが大切です！