「ロールブラシアイロンを使っていたら髪が絡まって取れなくなった!」
これ、実際に美容室であったお客様からの相談なんだそうです^^
ロールブラシアイロンって便利でスタイリングしやすい反面、ちょっと油断すると髪が絡まりやすいんですよね。取れなくなって焦った経験がある人も多いはず。実際に私も「うわっ、このままじゃ抜けないかも…」とハラハラしたことがあります。
このままだと、いつか美容師さんに「髪が絡まって外れません!」なんて恥ずかしい電話をしてしまうかもしれません…。
そんな事態を避けるために、今回はロールブラシアイロンで髪が絡まるのを未然に防ぐコツや、もし絡まってしまったときの対処法をまとめてみました。これを知っておけば安心して使えますよ(^^)
・私の場合はこんな時に絡まる
・調べてみると原因が載っていました
・私なりの絡まるのを防ぐ方法
・もし絡まって取れなくなった時は
私の場合はこんな時に絡まる

↑↑私が普段使っているクレイツロールブラシアイロン
私の場合、ロールブラシアイロンを使うときに髪がまだ濡れていたり、逆にパサついて傷んでいる時に、どうしてもブラシに髪が絡まってしまいます。
特に時間がない朝なんかはイライラして、スタイリングどころじゃなくなっちゃうんですよね^^; 「早く仕上げたいのに!」って焦ると余計に絡まるし、悪循環…。
そんな経験を何度か繰り返したので、「なんとか解決できないかな?」と思い立って、いろいろと調べてみました!
調べてみると絡まる原因が載っていました
有名ヘアアイロンメーカー「クレイツ」の公式サイトを見てみたら、こんな風に書かれていました。
一度にたくさんの髪の毛を巻こうとすると、きれいなカールが付きにくいばかりか、髪の毛がブラシに絡まる原因にもなってしまいます。一度に巻ける毛の量は、5センチ幅を目安に。
なるほど!確かに欲張って毛束を多めに取ると絡まりやすいんですね。
でも、私は普段から少なめの毛束で巻くように意識しているんです。それでも絡まることがあるので、「きっと他にも原因があるはず」と思いました。
私なりのロールブラシアイロンで絡まるのを防ぐ方法
公式サイトにある「毛束は5センチ以内」のポイントを守りつつ、さらに絡まりを防ぐために、私自身が試してみて効果を感じた方法をいくつか紹介しますね(^^)
1.濡れた状態からセットする場合
濡れた髪でそのまま使うと高確率で絡まります。まずはタオルでしっかり水気を拭き取りましょう。頭皮をマッサージするように優しく拭いて、毛先はタオルでゴシゴシこすらず、タオルで挟んで押さえるように。
水分がまだ残ったままブローすると、時間がかかるだけでなく、キューティクルが開いて傷みやすくなります。きちんと水気を切ってからスタートするのがポイントです。
2.ブローの仕方で絡まり防止
いよいよドライヤーですが、その前にアウトバストリートメントを髪全体になじませておきましょう。熱や摩擦から守ってくれるので仕上がりも断然きれいになります。
粗めのコームで髪を優しくとかすと、トリートメントが全体に行き渡って髪の表面が整います。その後、ドライヤーは髪から10㎝ほど離して、風を散らすように動かしながら乾かしてください。
根元から乾かして毛先は最後に。毛先は乾きやすく傷みやすいので一番最後に乾かすのが鉄則です。髪全体が8~9割乾いたらOK。
アウトバストリートメントとは「洗い流さないタイプのトリートメント」のこと。お風呂上がりの濡れた髪につけて、そのまま乾かすだけでOKです。
髪の内側を補修するインバストリートメントに対して、アウトバストリートメントは髪の外側をコーティングして、ドライヤーの熱や摩擦から守ってくれる役割があります。
アウトバストリートメントには大きく分けて「ミスト」「ミルク(クリーム)」「ローション」の3タイプがあります。
・ミストタイプ:軽い仕上がりで全体にサッとつけやすい
・ミルク(クリーム)タイプ:しっとりまとまりやすく、髪に馴染みやすい
・ローションタイプ:さっぱり感があり、軽めの仕上がり
自分の髪質やスタイリングの好みに合わせて選んでくださいね(^^)

私はケラスターゼのアウトバストリートメントを愛用しています。サロン専売品なので手に入りにくいですが、ベタつかずサラッと軽い仕上がりがお気に入り。ブラシもスッと通って本当に使いやすいんです。香りも強すぎないので毎日心地よく使えますよ。
3.一度に取る髪の量は控えめに
これは基本中の基本!毛束の幅は5センチ以内を意識しましょう。欲張って多く取ると熱が髪全体に伝わらず、カールも決まりません。
4.根元まで巻かない
ロールブラシアイロンはコテとは違って、根元から巻き込む必要はありません。毛束の中間から毛先に向かって、ブラシに沿わせるように滑らせればOK。根元は軽くブラッシングする程度で十分です(^^)
5.普段のお手入れも大切
アウトバストリートメントはシャンプー後の濡れた髪につけてからブローするのが正解。しっかりタオルドライして余分な水分を取るのも忘れずに。
毛先からトップに向かって均一に馴染ませることで、栄養成分が行き渡りやすくなりますよ。
手で髪をこすり合わせながらオイルをつけると、摩擦でキューティクルが傷んでしまうので注意してくださいね(^^)
やさしくなじませるようにするのがポイントです。
もし絡まって取れなくなった時は
これまで「髪が絡まらないようにする方法」をお伝えしてきましたが、万が一ブラシが髪に絡みついて外れなくなってしまった時のために、実際に美容師さんが紹介していた対処法をシェアしますね(^^)
「ロールブラシアイロンに髪が絡まって困った…」という相談を受けたときに、美容師さん自身がブログで解説していた方法です。

対処法はとてもシンプル。
まずは絡まった部分に、上の写真のようなオイルタイプのスタイリング剤をしっかりつけます。その後、コームの先やお箸の先など先端が細いものを使い、髪の内側から少しずつほぐしていきましょう。
このとき、焦って力任せに引っ張ると髪がギュッと固結びのように締まってしまい、さらにほどけにくくなります。ですから、慌てずに少しずつ、丁寧に。多少時間はかかりますが、この方法なら無理なくブラシを外すことができますよ。
もしオイルタイプのスタイリング剤を持っていない場合でも大丈夫。代わりにリンスやトリートメントを髪になじませても同じように効果が期待できます(^^)