最近は200℃近くまで温度が上がるヘアアイロンも増えてきて、「やけどしたらどうしよう…」と心配になる方も多いですよね。
実際、私も前髪をくるんと巻こうとしていて、うっかりおでこをジュッとやけどしてしまったことがあり、それ以来しばらくはヘアアイロンを使うのが怖くなってしまった経験があります^^;
とくにおでこや首筋(うなじ)は、髪が短かったり細かったりする人ほど「ヒヤッ」としやすい部分。
日常的に使っている人でもやけどの危険は常にあるので、しっかり対策したいですね。
この記事でお伝えすること
今回は、私のようにヘアアイロンでやけどしないために、「やけどを防ぐためのヘアアイロンの正しい使い方」や「やけどしにくいタイプのヘアアイロン」「やけど防止グッズ」など、実際に試して良かったものを紹介していきます!
すでにやけどしてしまった場合は
もし「もうやけどしちゃって困ってる…!」という方は、応急処置やケア方法もまとめているので、下記リンクからすぐにジャンプして参考にしてくださいね。
目次
ヘアアイロンのやけど対策、ポイントは3つ!
やけどは痛いし、跡が残ることもあるのでできれば絶対に避けたいですよね。
そこで私がネットや実体験で調べたり実践した中で「これならやけどしにくい!」と感じた対策を3つまとめてみました。
1. 正しい使い方を覚える
2. やけど防止グッズを活用する
3. やけどしにくい設計のヘアアイロンを選ぶ
ここからは私が日々実践している方法やアイテムを紹介していきます。
実際に意識して使うと「もう怖くない!」と感じられるので、ぜひ試してみてくださいね(^^)
やけどしないためのヘアアイロンの使い方
まずは、やけどしにくくなる「基本の使い方」からご紹介します。
さらに次の項目でやけど防止グッズについても紹介するので、合わせて活用するとより安心です。
1.ブロッキングでうっかりやけどを防止!
ブロッキングとは、髪を数カ所に分けてからヘアアイロンをあてていくやり方のこと。
ブロッキングしておくと、無理な動きが減るので「うっかり肌に当ててやけど!」なんて失敗がグッと減りますし、効率よくキレイに仕上げることができます。

ブロッキングの基本手順はこちら↓↓↓
やり方はいろいろありますが、初心者でもやりやすい「6等分」ブロッキングを例にご紹介します。
まず頭のてっぺんから左右に髪を分けます。
次に左右どちらかを「耳の前」と「耳の後ろ」で2つに分けましょう。耳の前側はクリップなどで留めておくと便利です。
耳の後ろ側の髪も上下2つに分け、上側をクリップでまとめておきます。これを左右どちらも繰り返します。
分かりやすい動画もあります↓↓↓
図解だけでは分かりにくい…という人は、動画でチェックするのもおすすめです。
少し違うやり方もありますが、基本はこの動画でも学べますよ!
クリップは100円ショップのものでもOKですが、髪が多くて留まりにくい場合は「ワニワニクリップ」みたいな、がっちり掴めるタイプが断然おすすめ!
ワニワニクリップは大きめの毛束も挟めて、滑りにくいのでとても便利です。
ヘアアイロンの時だけでなく、普段のスタイリングやまとめ髪にも大活躍しますよ♪
2.前髪・首筋は特に注意!皮膚からしっかり離そう
ヘアアイロンで最もやけどしやすいのが「前髪」と「首筋(うなじ)」部分です。
私も前髪を巻くときにアチッ!となってしまったことが何度もあります^^;
この2カ所のやけど予防のコツは、とにかく皮膚と髪をしっかり離して使うこと。
具体的なポイントをまとめました。
前髪にヘアアイロンをあてるときは、少し首を前に倒すようにしましょう。
さらに、反対の手で前髪を持ち上げておでこから離した状態にし、そのままアイロンで挟むのがコツです。
意識して「首を前に倒して前傾姿勢」を取ると、アイロンが肌に当たりにくくなりますよ。
もしカールアイロンを使っていてやけどしやすいなら、ストレートアイロンに変えるだけでも安全性がぐっとアップします!
うなじ部分に使うときも、首を少し横に倒して髪が首から離れるようにしましょう。
その状態で反対の手で髪をしっかり持ち、アイロンを当てるとやけどのリスクを減らせます。
ヘアアイロンのやけど対策におすすめのグッズ
顔やおでこを守るためのアイテム
ヘアアイロンを使っていると、どうしても顔やおでこに熱が近づいて「ヒヤッ」とすることがありますよね。
そんなときにおすすめなのが、洗顔時などにも使える柔らかいターバンです。
ふんわりヘアターバン
コットン(綿)素材のターバンなら熱に強くて安心。合成繊維(マイクロファイバーやナイロンなど)は熱で変質することがあるので、なるべく避けて選びましょう。
バンダナ風ターバン
おしゃれなバンダナ風のタイプもあり、薄手ですが普段使いにもぴったりです。

首まわりのやけど対策に便利なもの
ヘアアイロンを使っていると、うっかり首に当たってしまうことも…。そんなとき役立つのは、身近なアイテムの「フェイスタオル」!
フェイスタオルを首にかけてガード!
写真のようにタオルを首にかけてヘアアイロンを使えば、万が一アイロンが首に触れてもやけど防止に。
マイクロファイバーなど熱に弱い素材もあるので、タオルもコットンやリネンなどを選んでくださいね。
手や指のやけど防止には手袋もおすすめ
顔や首だけでなく、手や指のやけどが心配な方にも対策グッズがあります。
「ヘアアイロンを持つ手や、熱くなった髪に触れる指が心配…」そんな方は手袋を使ってみましょう。
シンプルでかわいい綿手袋
この手袋は綿100%で熱に強く、ヘアアイロンの熱が直接伝わりにくいので安心です。
薄手なので細かい作業もしやすく、デザインもシンプルで普段使いにぴったりです(^^)
「薄手だとまだちょっと不安…」という方は、さらに厚手の手袋を選ぶのもアリです。
厚手タイプの綿手袋
こちらもコットン素材で、しっかりした作り。
夏はやや暑いですが、やけどのリスクを減らしたい人には安心感があります。
ここからは、やけど対策をしっかりしたい方のために、「やけどしにくい」機能がついたおすすめヘアアイロンを4つご紹介します!
ストレートとカール、それぞれ選べるので、まずは「どちらを重視したいか」考えてみてくださいね。

やけど対策ストレートヘアアイロン その1
ウルトラセラミックヘアアイロン
ウルトラセラミックのおすすめポイント
まずはストレート派に人気の「ウルトラセラミックヘアアイロン」をご紹介。
このアイロンは裏面が熱くなりにくい加工がされているので、うっかり肌に触れてしまってもやけどしにくいのが特徴です!
普通のヘアアイロンは使っているうちに本体全体が熱くなりがちですが、ウルトラセラミックは裏面にしっかり耐熱加工。
首やおでこに当たっても、やけどしにくい設計になっています。
高品質で長く使える!
やけど防止だけじゃなく、温度設定は60℃~230℃と幅広く、セラミックプレートは耐久性も抜群。
長く使えて、美容室でも導入されているくらいの高品質ヘアアイロンです。
やけどしにくくて安心できるストレートアイロンを探しているなら、ウルトラセラミックヘアアイロンは本当におすすめですよ!
ストレートのやけど対策ヘアアイロン その2
アレティ ストレートブラシアイロン
アレティ ストレートブラシアイロンのおすすめポイント
今回ご紹介するストレート向けのやけど対策ヘアアイロンは、「アレティ ストレートブラシアイロン」です。
このアイロンの魅力はなんといっても“ブラシ感覚で使える手軽さ”。
やけどが怖くてヘアアイロンが苦手…という方や、はじめて使う方にも安心しておすすめできるアイテムです(^^)
ブラシみたいにとかすだけでナチュラルストレート
アレティのストレートブラシは、普通のヘアブラシのように髪を数回とかすだけで、サッとストレートヘアを作れるのが特徴。
しかも、ブラシの側面や持ち手部分は熱くならない構造なので、反対の手で髪を押さえながら使ってもやけどの心配がほぼありません。
髪を挟む必要もなく、指を一緒に挟んで「あちっ!」となるリスクも減らせるので、毎朝のスタイリングもスムーズです。
60秒で170℃!忙しい朝でもすぐ使える
このアレティ ストレートブラシアイロンは、ブラシ先端部分は熱くならず安全性が高いですが、髪が当たる部分はしっかり高温で、最大200℃まで温度調節ができます。
また、170℃までならたった60秒で到達するので、朝のバタバタした時間でもサッとセットできるのがうれしいポイント。
高温設定は髪が太い人やクセが強い人にも心強いですし、忙しい方にもぴったりですね。
「ストレートアイロンみたいに挟まないけど、ちゃんとまっすぐになるの?」と心配する方もいるかもしれませんが、口コミを見ると太めの髪質の人でもしっかりストレートになったという声が多数ありました。
ただ、ギュッと挟むタイプのストレートアイロンほどピシッとまっすぐにはなりませんが、ナチュラルで柔らかい自然なストレートヘアになる仕上がりが特徴です。
クセ毛やうねりが気になる人にはとても使いやすいアイテムなので、「自然なストレートに仕上げたい」「やけどは絶対イヤ」という方はぜひチェックしてみてください(^^)
カールのやけど対策ヘアアイロン その1
ヘアビューロンカール
ヘアビューロンカールのおすすめポイント
続いてご紹介するのは、カールスタイルにぴったりのやけど対策ヘアアイロン「ヘアビューロンカール」。
このヘアアイロンは低温でもしっかりカールできると話題になっていて、やけどが怖い方にもおすすめのカールアイロンです。
最低40℃から細かく温度設定できる
通常、カールアイロンは100℃以上が一般的ですが、ヘアビューロンカールはなんと40℃という低温から温度設定が可能!
「そんな低温でカールできるの?」と思うかもしれませんが、髪が細い方ややわらかい方なら40℃でもちゃんとクセがつきます。
もちろん高温に設定すればしっかりカールも可能なので、髪のダメージややけどが気になる方にはぴったりです。
低温設定だとカールのもち時間は短めですが、うっかり触れても熱さが少ないので、やけどのリスクもかなり減らせます。
また、髪への負担も抑えられるのはうれしいポイントです(^^)
秘密はバイオプログラミング技術
この低温でもしっかりカールができる理由は、ヘアビューロン独自のバイオプログラミング技術にあります。
通常のヘアアイロンは高温の熱で髪のたんぱく質を変化させてクセ付けしますが、ヘアビューロンは熱以外のテクノロジーで髪型をキープ。
詳しい仕組みは専門的ですが、不思議なほど柔らかな質感に仕上がると好評です。
カールのやけど対策ヘアアイロン その2
アレティ 3WAYブラシアイロン
アレティ 3WAYブラシアイロンのおすすめポイント
もうひとつご紹介したいカール向けやけど対策ヘアアイロンは「アレティ 3WAYブラシアイロン」。
このアイロンは本体のまわりがブラシ構造になっていて、熱くなりにくい設計でやけどのリスクがグッと減るのがポイントです。
ブラッシング感覚でふんわりカール
アレティ3WAYは、見た目はロールブラシのようですが、これ一本で「ブラッシング→カール」がまとめてできちゃう優れもの。
普通のカールアイロンのように“くるくる”髪を巻きつけるのが苦手な方でも、手軽にふんわりカールが作れます。
また、朝の準備時に髪を整えながらそのままカールできるので、時間も短縮!
髪がとかしやすくなり、よりきれいなカールに仕上がりますよ。
やさしいナチュラルカールに
アレティ3WAYは通常のカールアイロンよりもやわらかく自然なカールが得意。
しっかり巻くよりもふんわり、ナチュラルなカールを楽しみたい人に特におすすめです。
しかも周りがブラシになっているので、肌に当たっても熱くなりにくく、やけどの心配が大幅に減ります。
ストレートも楽しめる3WAY
さらにアレティ3WAYブラシアイロンは、カール・ストレート・ブラッシングの3WAY仕様!
一般的な2WAYヘアアイロンは周囲がむき出しでやけどしやすいですが、このアイロンはどの使い方でもやけどしにくい設計です。
これ一本で毎日のスタイリングがぐっと快適になりますよ。
その他にも
他にも、周りが熱くならないタイプのヘアアイロンをいろいろご紹介しています。

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ヘアアイロンでやけどをしてしまうと、本当に痛いし、顔や首筋(うなじ)など目立つ場所だと特に跡にならないか心配になりますよね…。放置しておくとシミになってしまうこともあるので、できるだけ早く正しい対処をしてあげることが大切です。
ここでは、もしやけどしてしまったときの応急処置や、その後のケアについてまとめました。
ヘアアイロンやけどの応急処置方法
もしヘアアイロンでやけどしてしまったら、まずは応急処置!
やけどした部分はすぐに常温の水でしっかりと冷やしましょう。
5分ほど流水で冷やすのが基本です。
首やうなじなど、水道で流しづらい部位の場合は、水で濡らしたタオルを患部にあててもOKです。
やけど=とにかく冷やす!と思いがちですが、氷などで急激に冷やすと、かえってやけどが深くなる可能性も。
必ず常温の水で優しく冷やしてくださいね。
やけどの場合、消毒はヒリヒリするだけで基本的に不要です。水で洗い流すだけで大丈夫です。
こんな場合は迷わず病院(皮膚科)へ
下記に当てはまる場合は、なるべく早く皮膚科を受診しましょう。
・とにかく早く治したい場合
・やけどがひどくて水膨れができている場合
予定があっても、できればその日のうちに皮膚科で診てもらうのがおすすめです。
病院に行く前は自己処置しないで
診察前は応急処置(流水で冷やす)のみでOK。軟膏を塗ったり、自己判断で色々な薬をつけるのはやめておきましょう。
余計な処置をしてしまうと、診察や治療の妨げになることがあるそうです。
病院に行かない場合は自宅でやけどケア
軽いやけどで病院に行かない場合は、自己処置で治していきましょう。
・絆創膏やガーゼを貼る
・湿布を使う
・消毒液を使う
これらはやけどの治りを遅くしたり、跡が残る原因になるので避けてください。
やけどの正しいケアは「しっかり保湿」が大事です!
以下の方法を参考にしてみてください。
1. ワセリンや軟膏などで患部を保湿する
2. ラップをかけて密閉しておく
3. ラップの中央に小さな穴をあけて通気性を少し保つ
このケアをすることで、やけどの治りがグッと早くなります。
また、1日1回はラップを外し、水で患部を洗ってから新しいラップに交換しましょう。清潔に保つことも大切です。
便利な市販グッズも活用を!
「ワセリンやラップはちょっと面倒…」という方は、薬局で買える便利なケア商品を使うのもアリです。
キズパワーパッドは貼るだけでOKなので、自宅にストックしておくと安心です。
やけど跡が心配な方には
やけどしてしばらく経って「跡が残りそうで不安…」という方は、傷あとケア用の商品も検討してみてください。
アットノンは傷あとややけど跡を目立たなくしてくれるアイテム。やけど直後はキズパワーパッド、その後のケアにはアットノン、という使い分けもおすすめです。
やけどは放置せず、正しくケアして早く治しましょう!