ヘアアイロンが突然壊れてしまった!
取扱説明書の「故障かなと思ったら」コーナーを見ても、ごく基本的な対処法しか書いていないし、ネットで調べても同じような症状や体験談がなかなか見つからない…。
もし今、そんなふうに困っているなら、今回の内容がきっと役立ちます。

ヘアアイロンは構造がシンプルなので、「あれ?壊れたかも」と思った時点で、実際に故障していることが多いです。
無理に自分で直そうとせず、できるだけ早めに返品や交換を検討するのがおすすめです。

ヘアアイロンが壊れた時、交換や返品はできる?

ただし、「壊れた=必ず交換や返品ができる」とは限りません。
メーカーや販売店が交換や返品に応じてくれる条件は、主に以下の2つです。

「こんなことで問い合わせていいのかな…」と不安な方も、まずは条件を確認してみましょう。
無理な要求やクレームにならないよう、きちんと事前チェックするのが大切です。

返品・交換が認められる主なケース

1.購入してすぐの「初期不良」の場合
2.メーカー保証期間内の場合

1.初期不良の場合

購入してすぐ「電源が入らない」「スイッチを押しても全く反応しない」「すぐに電源が落ちる」などのトラブルは、初期不良の可能性が高いです。
とくに、価格が安いヘアアイロンの場合は、口コミなどでも「初期不良だった」という声が多め。

こういうときは、遠慮せず早めに販売店やメーカーに連絡して返品・交換を依頼しましょう。
ほとんどの場合、すぐに新しい商品と交換してもらえるはずです。

返品や交換の手続き方法については、このあと詳しく解説しますので、参考にしてくださいね。

初期不良の故障の場合の返品・交換方法

2.保証期間内の場合

購入からしばらく経っている場合でも、メーカー保証期間内であれば修理や交換に対応してもらえるケースが多いです。
一般的なメーカー保証は1年間となっていることが多いですね。

具体的な保証内容や申込手順については、次の項目で分かりやすくまとめています。


壊れた時の保証申請・交換の手順

壊れ方や原因によっては保証外の場合も

メーカーの無料保証には細かい規定があるので、まずは取扱説明書の後ろの方にある「無料保証規定」ページを探してみてください。

そこに「どんな場合に無料保証が受けられるか」「逆に保証できないケース」などが書かれています。

たとえば私が使っているクレイツロールブラシアイロンの説明書には、こんな記載がありました。
もか(私)
もか(私)

無料保証できないケース(一例)

・接続していた他の機器が原因で起こった故障
・誤った使い方や改造による故障
・落下や購入後の輸送時の故障
・火災・地震・水害・落雷などの自然災害による故障
・車や船などに積んで使った場合の故障
・保証書の提示ができない、購入日が分からない場合

中でも「落下による故障」はうっかりありがちなので、注意が必要です。
このあたりに心当たりがある場合は、残念ですが保証を受けられない場合もあるので注意しましょう。

説明書で保証期間をチェック

次に、取扱説明書の一番最後などに書かれている「保証期間」を確認しましょう。

私が使っているクレイツロールブラシアイロンの場合も、説明書のかなり後ろの方に小さく保証期間が記載されていました。
↓↓↓

結構わかりづらい場所に記載されていることも多いので、説明書をよく探してみてください。

販売店やメーカーへ連絡しよう

もし保証期間内なら、すぐに販売店またはメーカーへ連絡しましょう。
連絡先や申請方法は、説明書や購入時の明細書、公式サイトなどでチェックできます。

ちなみに、私の場合は販売店に連絡したら「返送の送料も無料」でした。
メーカーに直接送る場合は自己負担になることもあるので、まずは販売店に相談するのが安心です。

販売店を調べるコツ

楽天やAmazonなどのネット通販で購入している場合は、購入履歴ページに販売店の連絡先が載っています。
そこからスムーズに問い合わせできるので、困ったときはまず購入履歴をチェックしてみてくださいね。



これからは長く安心して使いたい!故障しにくいヘアアイロン選びと使い方

もし保証が使えず、修理や交換ができなかった場合は残念ですが、気持ちを切り替えて次のヘアアイロン選びと使い方に活かしましょう!
今後はできるだけ長く使い続けられるよう、ちょっとしたポイントを押さえておくのが大切です。

コードの断線を予防するコツ

ヘアアイロンの故障原因として特に多いのが、コードの断線です。
最近では根元が360度回転する「回転コード」タイプも多く出ています。
次に購入する際は、回転コード付きのヘアアイロンを選ぶのもおすすめ。

ただし、どんなに良いアイロンでも収納方法によっては断線の原因になります。
コードをぐるぐるきつく巻きつけたり、重いものの下敷きにしないよう注意しましょう。
きちんと収納できるアイテムも紹介しているので、丁寧に片付けてコードのトラブルを防いでくださいね。

プレートの劣化を防ぐ方法

「電源は入るのに、なんだか仕上がりが悪い…」
そんな時は、プレートが劣化している可能性も。
普通に使っている分にはあまり傷まないものですが、髪にスタイリング剤やオイルをつけたまま高温のプレートを使うと、コーティングが傷んだり削れたりしやすくなります。

「アイロン前のスタイリング剤は、きちんと乾かしてから使う」「基本のスタイリング剤はアイロンの後につける」など、ちょっとしたことに気を付けてあげるだけで、プレートも長持ちしますよ。

ヘアアイロンの寿命はどれくらい?目安は5年!

ちょっと余談ですが、ヘアアイロンの一般的な寿命はだいたい「5年」と言われています。

家電製品には「補修用性能部品表示対象品目と保有期間」という法律があり、多くのヘアアイロンも5年が部品保有の目安になっています。

この期間が過ぎると、メーカーも修理用部品を保管していない場合がほとんどです。

なので、もし壊れてしまったヘアアイロンが5年くらい使えていたなら、それはもう十分に役目を果たしてくれたと考えて感謝しましょう(^^)

もし初期不良だった場合は?

初期不良の場合は、すぐに交換や返品の申し込みを!
たとえばAmazonでは「商品到着後30日以内」と明記されています。
焦らず余裕を持って手続きをしましょう。

初期不良はメーカーより販売店へ連絡を

初期不良が疑われる場合、基本的にはメーカーではなく「購入した販売店」に連絡する方が安心&スムーズです。

例えば、クレイツロールブラシアイロンの説明書には「メーカーに直接送ると送料がかかるけれど、販売店経由なら送料無料」と記載がありました。
この差は意外と大きいので、プレゼントなどで販売店が不明な場合以外は、まずは購入したお店へ連絡しましょう。

ちなみに、メーカーの連絡先は取扱説明書の最後に載っていることが多いので、どうしても分からない場合はそちらを参照してください。

ネットで購入した場合は、下記の方法を参考に返品・交換手続きを進めてみてください。

楽天やAmazonでのヘアアイロン返品・交換方法

Amazonでの返品・交換の手順

パソコンから手続きする場合

① Amazonにサインイン
② 上部メニュー「アカウントサービス」→「注文履歴」をクリック

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③ 履歴から該当商品の「返品」をクリック

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スマホから手続きする場合

① Amazonにサインイン
② 「アカウントサービス」のアイコンをタップ

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③ 注文履歴をタップ

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④ 履歴から返品したい商品を選んで「返品」をタップ
あとは案内に沿って手続きすればOKです!
困ったときはAmazon公式の返品ガイドも参考になります。

Amazonの返品・交換手続きページはこちら

返品の場合は数日後に登録している銀行口座に返金され、交換なら再度新しい商品が配送されます。
電話連絡なども基本的には不要なので、初期不良に該当すればどんどん利用しましょう。
返品理由は「初期不良のため」と具体的に書いておくと安心です。

楽天での返品・交換の手順

楽天の場合はAmazonと違い、各ショップが独自に運営しています。
そのため、返品や交換方法もショップごとに異なります。
でも、購入履歴から簡単にお店の情報が見られるので、以下の流れで進めましょう。

パソコンから手続きする場合

① 楽天市場にログイン
② 上部メニューの「購入履歴」をクリック

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③ 「注文詳細を表示」をクリック

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④「店舗連絡先」リンクをクリック

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スマホから手続きする場合

① 楽天市場にログイン
② 「購入履歴」をタップ

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③ 「履歴の詳細」をタップ

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④ 購入したショップ名をタップ

⑤ 店舗ページへ移動し、中段の「店舗情報」などのボタンをタップ

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この流れで進めば、お店の所在地・連絡先・返品方法などが分かります。
もし不明点があれば、直接ショップに電話して初期不良の内容を伝えてみてくださいね。