「ヘアアイロンを朝しっかり使っても、気づけばお昼すぎにはスタイルが崩れてしまう…」
こんな経験、ありませんか?特に雨の日や湿気の多い日なんて、出かけた直後から髪が元に戻り始めてしまうことも。本当は朝のセットを長くキープしたいのに、現実はなかなか難しいですよね(^^;

でも、実は髪の癖がそこまで強くない人でも、こういう“スタイルが保てない”悩みは意外と多いんです。

そこで今回は「ヘアアイロンで作ったスタイルを長持ちさせるためのコツ」を、詳しく分かりやすくご紹介します!ちょっとした下準備や使い方のポイントをおさえるだけで、スタイリングのキープ力が大きく変わるので、ぜひ試してみてください♪

基本的な使い方

1.下準備
2.髪をブロッキングする
3.髪にヘアアイロンを当てる

ヘアアイロンの大まかな使い方はこの3ステップ。
そして実は、ヘアアイロンで仕上げた髪型をしっかりキープするために一番大切なのは(1)下準備の部分なんです!ここを工夫するかどうかで、仕上がりも持続力も全然変わってきます。

(2)以降のブロッキングやヘアアイロンの動かし方についても大事ですが、今回は下準備や長持ちテクにフォーカスしてお話しします。全体の詳しい流れを知りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ♪

ヘアアイロンの基本的な使い方


ヘアアイロン後、長持ちさせるためのコツは5つ!

アイロン後のスタイリングを1日中キープしたい方は、次の5つのコツを実践してみてください。
どれも私自身や美容師さんが実際にやっている工夫です♪

・180℃以上の高温ヘアアイロンを用意
・ブラシで根元からしっかり梳かす
・ヘアアイロン前OKなスタイリング剤を使う
・ドライヤーも重要
・少量ずつ髪を挟む

この5つのコツを「準備→アイロン→仕上げ」の順で詳しく解説していきますね。

長持ちキープさせるコツ その1

180℃以上の高温ヘアアイロンを用意

髪がきれいなストレートやカールに変わるのは、基本的に160℃以上の温度から。ですが、160℃だと髪が細い人やダメージ毛なら十分ですが、多くの人はすぐに戻りやすい温度です。

そこでおすすめなのは、180℃以上の高温に設定できるヘアアイロンを使うこと!髪質によっては200℃以上で一気に形がつきやすくなります。
ただし、細く柔らかい髪の方やダメージが気になる方は180℃でも十分。髪が硬い方や太い方は、200℃近くに設定するとよりしっかりキープできますよ♪

なお、アイロンの温度表示と実際のプレートの温度にはズレがある場合も。なので「髪がなかなか形づかないな」と思ったら、ワンランク高めの温度に設定してみてください。

長持ちキープさせるコツ その2

ブラシで根元からしっかり梳かす

意外と見落としがちなのが、アイロン前のブラッシングです。髪が絡まっていると、熱が均一に伝わらず、クセやうねりが戻りやすくなってしまいます。

ブラシやコームで根本から優しく梳かしてあげるだけで、髪全体のキューティクルも整い、仕上がりがさらに美しくなります。
とくに湿気の多い日は念入りに!「毛先だけでなく、根本から」ほぐすのがポイントです。


長持ちキープさせるコツ その3

ヘアアイロン前OKなスタイリング剤を使う

ヘアアイロンの熱から髪を守りつつ、スタイリングの持ちを良くするためにヘアアイロン前専用のスタイリング剤を使いましょう!
ローションタイプやスプレータイプ、ミルクタイプなどいろんな商品がありますが、キープ力重視なら“ローションタイプ”が断然おすすめ。

髪全体にまんべんなく手ぐしでなじませて、塗りムラのないように意識してください。
ただし付けすぎはNG!髪が重くなったり、逆にスタイリングが崩れやすくなることもあるので、パッケージに書かれている適量を守るのがポイントです。

長持ちキープさせるコツ その4

ドライヤーも重要

スタイリング剤をなじませたあとは、ドライヤーでしっかり乾かすことも忘れずに!
髪が少しでも湿っていると、せっかくのアイロン効果がすぐに落ちてしまいます。

乾かすときは、目指すスタイルを意識して乾かすのがコツ。たとえばストレートにしたいなら上から軽く抑えつつ、毛先の向きを整えながら乾かすと仕上がりが違います。
このひと手間でアイロン後の持ちが大きく変わりますよ♪

長持ちキープさせるコツ その5

少量ずつ挟む

最後のポイントは、一度に挟む髪の量を少なくすること。
一気にたくさん挟んでしまうと熱が均一に伝わらず、外側だけがクセ付いて中は元のまま…なんてことも。指2本分くらいの束(約3cm幅)がちょうど良い量です。

ブロッキングも面倒がらずしっかり分けておきましょう。慣れてきた方でも、この「丁寧な下準備」をやるかどうかで、アイロン後の仕上がり&持ちが全然違ってきます!