ヘアアイロンを夜に使ってから寝ると、
翌朝のクセやうねりがかなり落ち着く!

SNSをチェックしていると、こんな投稿をよく見かけますよね。

朝は忙しくてヘアセットにあまり時間をかけられない…だから夜だけ使えばいいなら、すごく便利そうに感じる方も多いはず。

でも、こうした「一見ラクそうな方法」にはやっぱり落とし穴も…。

今回は、寝る前にヘアアイロンを使うことで髪にどんな影響があるのか?本当に夜使って大丈夫なのか?私自身の体験談や美容師さんのアドバイス、調べた内容をもとに詳しくまとめていきますね!

夜にヘアアイロンを使うのはOK?

「できなくはないけど、あまりおすすめはできない」

美容師さんに夜ヘアアイロンのことを聞いてみたところ、「絶対ダメではないけど、正直おすすめできない」とのことでした。

翌朝の仕上がりは良くても…

私も実際に試したことがありますが、夜にアイロンをかけてから寝ると、何もしない朝よりもうねりや広がりが落ち着き、髪がサラサラになった実感はあります。ただし、それは髪が本当に美しくなったというより、一時的にキューティクルが閉じているだけなんだそうです。

続けるとダメージが蓄積…

サラサラになると朝の手間が省けてラクですよね。でも、この習慣を続けてしまうと、知らず知らずのうちに髪のダメージが積み重なり、気づいた時にはパサパサでツヤやハリのない髪になってしまう可能性が高いです。

特に夜はシャンプー後で、髪が完全に乾いていなかったり、湿気が残っていたりするので、アイロンの熱ダメージがより強くなってしまいます…。

【夜ヘアアイロン使うなら】コレでダメージを防ぎましょう

ちなみに「傷みにくいヘアアイロン」を探している方はこちら↓↓↓
【美容師さんおすすめ】傷みにくいヘアアイロン特集

翌朝の「うねり・クセ・広がり」を抑えたいなら

洗い流さないトリートメントを必ずプラス

お風呂上がりや寝る前に「洗い流さないトリートメント」を髪にしっかりつけることで、翌朝のうねりや広がり、クセを抑えやすくなります。

洗い流さないトリートメントとは?

お風呂で使うトリートメントは洗い流しますが、洗い流さないタイプはタオルドライ後の濡れた髪や、乾いた髪につけて使うもの。熱や摩擦のダメージから髪を守ってくれますし、まとまりやすくなります。

流さないトリートメントおすすめを見る

本気で髪質改善したいならシャンプー&トリートメントから

洗い流さないトリートメントもとてもおすすめですが、髪の芯からしっかり整えたいなら、毎日使うシャンプーやトリートメント自体を少しグレードアップさせてみるのも効果的です。

おすすめは、美髪のことを長年考えてきた老舗メーカー「ラサーナ」のプレミオールシリーズ。トリートメントもいろいろある中で、特にこれが一番効果を実感しやすいんです。美容師さんにもファンが多いアイテム。

残念ながら実店舗や楽天・Amazonなどのネットショップでは販売していませんが、公式サイトではお試しセットもあるので、まずは気軽に試してみてください!

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夜アイロンを使う時に「絶対やってはいけないこと」

朝も夜も両方使うのはNG

両方のタイミングで使うと髪が傷みやすい

どんなに高性能なヘアアイロンでも、何らかのダメージは必ずあります。使う時間や回数が増えるほど、髪への負担はどんどん増えてしまいます。朝も夜もアイロンを使うのはやめておきましょう。

一度傷んだ髪は元に戻らない

傷んでしまった髪は、どんなケアをしても元どおりには戻りません。最終的には傷んだ部分をカットするしかなくなってしまうので、大切な髪を守るためにも、アイロンの使いすぎには気をつけてくださいね。

夜アイロンしてもクセが戻るなら意味なし

寝ている間に寝ぐせやうねりが復活してしまう場合、寝る前にアイロンしてもあまり効果はありません。そういう方は無理に夜使うのはやめて、朝のケアに切り替えるのがおすすめです。

濡れた髪にアイロンは絶対NG

お風呂上がりなどで髪がまだ湿っているうちにヘアアイロンを使うのは、ダメージが格段に大きくなるので絶対NG。乾かし残しにも要注意です。

濡れた髪はダメージを受けやすい

髪が濡れている状態は、キューティクル(バリア)が開いていて、とても無防備。そんな時にアイロンを使うと、髪の内部までダメージを受けてしまいます。

しっかり乾いているか確認を

ドライヤーで乾かしたつもりでも、髪の根元や内側がほんのり湿っている場合も。完全に乾いたと自信が持てるまでは、ヘアアイロンは待ってくださいね。

髪を保護しないまま使うのもNG

髪へのダメージを減らすために、必ずヘアアイロン前にダメージを予防できる洗い流さないトリートメントを使いましょう。

【ヘアアイロン前に】ダメージを防ぐおすすめアイテムを見る

どうしても「夜・朝」両方で使いたい時は?

基本的には朝・夜の両方でヘアアイロンを使うのはNGとされていますが、「夜にしっかりアイロンしておけば、翌朝の寝癖やハネを抑えられてセットがラクになる!」というのも事実ですよね。

特に忙しい朝は時間がないから、夜に使いたい…そんな時もあると思います。

本当はおすすめできない方法ではありますが、どうしても両方使いたい場合は、この2つのポイントを守るようにしてください。

夜はしっかりケア、朝はササッと短時間だけ

夜に念入りにヘアアイロンでスタイリングした場合、朝はあくまで軽く寝癖を整える程度に使うのが大事です。

朝も夜も丁寧にじっくりアイロンしてしまうと、どうしても髪への負担が大きくなってしまい、傷みが激しくなります。

「洗い流さないトリートメント」をしっかり活用

夜にアイロンを使う前は、必ずアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)で髪をしっかり保護してから使いましょう。

洗い流さないトリートメントとは?

お風呂で使う普通のトリートメントとは違って、洗い流さないトリートメントはお風呂上がり、タオルドライした髪につけるアイテム。

熱や摩擦などのダメージから髪を守ってくれるうえに、まとまりも良くなって扱いやすい髪に仕上がります。

「お風呂⇒タオルオフ⇒洗い流さないトリートメント⇒ドライヤー⇒ヘアアイロン」の順番を意識してケアしてくださいね。

流さないトリートメントおすすめを見る

理想は「夜はヘアケア・朝にアイロン」

これまでにお伝えした「絶対にやってはいけないこと」を踏まえると、やっぱりヘアアイロンは朝使うのが理想的です。

でも、
「朝からしっかりアイロンでセットするのは大変すぎる…」

という方も多いはず。そんなあなたには、こんな使い方がおすすめです。

1. 夜はトリートメントなどでじっくりケア

夜はヘアアイロンを我慢して、シャンプー後のトリートメントやヘアマスクなど、スペシャルケアに時間をかけてみましょう。

それだけで、翌朝の髪がサラサラになりやすく、アイロン前の仕上がりも違ってきます。

2. 朝にアイロンで整える

夜しっかりケアしておけば、翌朝の寝癖やうねりもかなり減ります。
だからこそ、朝のアイロンも短時間でサッと決まるようになりますよ。

まずは髪の状態を整えて、朝のセットをラクにしていきましょう。

朝晩どちらにも使える「洗い流さないトリートメント」

洗い流さないトリートメントは、朝のアイロン前に使うことで熱から髪を守り、夜使えば翌朝の広がりやうねりを抑えることもできる、万能なアイテムです。

1本持っておくと、髪のケアもグッとラクになりますよ(^^)

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