「◯◯素材のプレートなら傷まない」
そんなフレーズ、どこかで耳にしたことはありませんか?

確かにヘアアイロンは、できる限りダメージを抑えられるものを選びたいですよね。

でも、ちょっと待って。
本当にチェックすべきポイントは「プレート素材」そのものなのでしょうか?

今回の記事では、その思い込みを一度ゼロにして、正しい見方をやさしく解説していきます。

髪への負担が少ないプレートはどれ?

私の結論から言うと、髪への負担が少ないのはテフロン系のプレートだと思っています。
とはいえ、この素材を採用しているヘアアイロンは実はとても少数派…探しても種類が限られているのが現状です^^;

「チタンは傷みにくい」って本当?

もう一つ、よく耳にするのが「チタンは傷みにくい」という話。
ただ、調べてみると“傷みにくい”と断言できる明確な根拠は見つかりませんでした。

チタンは確かに硬い金属ですが、「硬い=摩擦が少ない」ではありません。
その証拠として、金属同士の摩擦係数を比較した資料を見てみましょう。

金属の摩擦をまとめた図表です。数値が低いほど滑りが良い=摩擦が少ないことを示しますが、チタンは特別低いわけではありませんよね^^;

テフロンの摩擦係数もチェック

一方でテフロン(化学名:PTFE)についても数値で確認してみます。

PTFE(テフロン)の摩擦係数を同様に見てみると――
驚くほど低い値になっているのが分かります。
↓↓↓

テフロンはフライパンのコーティングでも有名で、“くっつきにくい”=摩擦が小さいイメージがありますよね。
数値で確認すると、その印象どおりだと改めて実感できます(^^)

じゃあ「テフロンを選べばOK」なの?

「チタンは低摩擦とは言い切れず、テフロンは滑りが良い」
ここまで読むと、「じゃあテフロンのプレート一択?」と思うかもしれません。

でも、結論は“素材名にこだわりすぎなくてOK”。

ここまで説明しておいてアレですが、これが実情なんです。
もか(私)
もか(私)

理由は2つ。
1つ目は、テフロン採用モデルが非常に少ないこと。
2つ目は、多くの製品でプレートの厳密な素材が明記されていないこと。素材名ベースで探すのは現実的ではありません。


素材より重視すべきは「傷みにくい設計」

非公開な素材名を追いかけるより、ヘアアイロンは“髪を傷めにくい構造かどうか”で選ぶのが近道です。

今すぐ知りたい人はこちら

素材に関係なく、美容師さんが推している“傷みにくい”モデルをまとめました。
すぐチェックしたい方は下からどうぞ。
↓↓↓
【美容師おすすめ】痛まないヘアアイロンを見る

ダメージを減らす鍵は「スキマゼロ」

“スキマ”とは、ヘアアイロンを軽く閉じたときにプレート間にできる隙間のこと。
このスキマの大小で仕上がりもダメージも大きく変わります。

スキマが狭いほど、弱い力でも髪を均一に挟めて、スッとまっすぐに。
逆にスキマが広いと、埋めようと強く挟みがちになり、ガリガリとキューティクルを削る原因に…^^;

だから、まずは“素材”より“スキマの少なさ”をチェックしましょう。

「クッションプレート」も重要ポイント

モデルによっては、上下がバネのようにわずかに沈み込む「クッションプレート」を採用しています。

これがあると、多少強めに挟んでしまっても力を逃がしてくれて、やわらかい当たりに。摩擦・圧迫によるダメージを軽減してくれます。

髪を守りたいなら、最低ラインは“スキマが少ないこと”。
可能なら“クッションプレート搭載”のモデルを選ぶと、より安心です。

具体的な該当機種はこちらで厳選しています。
美容師さんおすすめが中心なので、迷ったら参考にしてくださいね。
↓↓↓ 【美容師おすすめ】痛まないヘアアイロンを見る


スキマゼロ&クッション搭載のおすすめはコレ

実は“両方”を満たすモデルはそう多くありません。探すのは意外と大変…^^;

そこで、私からの推しをひとつ。

この機種なら、スキマが少なくクッションもしっかり。設計面で安心して選べます。

絹女ワールド


プロ級の設計|美容師さんもプライベートで愛用

絹女は、美容師さんが仕事外でも使っている実力派。
「絹のようななめらかな滑り」のプレートで、摩擦を抑えつつツヤのある仕上がりへ導きます。

サロン帰りみたいに髪がツヤツヤで感動! ツヤが出て、つい鏡を見ちゃう ダメージを気にせず使えるのが嬉しい♪

自宅でもプロ級の使い心地を求めるなら、
ヘアアイロンは「絹女」を選びましょう。

詳しい仕様や口コミはこちら。
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プレート選びも大事。だけど「使い方」でも差が出る

ここまで、傷みにくい素材・構造の見方を解説してきました。
ただ、ヘアアイロンはプレート性能だけでなく、使い方次第でもダメージを大きく減らせます。

髪が傷む主因は「摩擦」と「熱」

ヘアアイロンのダメージは大きく2つ。
プレートの擦れによる「摩擦」と、高温接触による「熱」です。

プレートは“摩擦を減らすため”にこだわる要素。
同時に「熱ダメージ」を抑える工夫も取り入れて、ダブルでケアしていきましょう。

摩擦を抑えるコツ

摩擦レスの機種を選んでも、ギュッと強く挟んで引っ張れば逆効果。
できるだけ優しく髪を挟み、スムーズに滑らせるのが基本です。

クッションプレートは“挟めない”感覚が正解

クッション付きだと、最初は「しっかり挟めていない気がする…」と感じるかもしれません。
でも、それが正しい使い心地。今までが“力で伸ばす”クセになっていただけかも^^;

本来は“軽いタッチ+適切な温度”で自然にスッと伸びるもの。
まっすぐになりにくい時は、温度やブロッキングを見直してみましょう。

熱ダメージを抑えるコツ

熱を抑えるには「準備」が命。
ヒートプロテクトなどの保護アイテムを使い、髪をコームで整えてから素早く通す――このひと手間で当て時間を短縮できます。

詳しい手順はこちらにまとめています。

傷みにくいモデル探しはここから

素材名よりも“スキマの少なさ”と“クッション構造”が近道でしたね。
その2条件を満たす、美容師さん推薦のモデルを厳選しています。参考にどうぞ。
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