ヘアアイロンって、本当に種類が豊富でどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
お店にずらりと並ぶ有名メーカーの商品だけでも目移りするのに、自分にぴったりの1本を見つけるのは本当に大変です。
そこで今回は、ヘアアイロン歴も長く、これまで多くの方にアドバイスをしてきた私が、「迷わない!ヘアアイロンの簡単な選び方」を分かりやすくご紹介しますね(^^)
【まずは超基本】ヘアアイロンの種類と選び方
ヘアアイロンには大きく分けてストレートアイロンとカールアイロンの2タイプがあります。
まずは、この2つの特徴や選び方について説明しますね。
もう知っている!という方は、読み飛ばしてOKです。
ストレートアイロンとコテ(カールアイロン)の2種類、それぞれの違いをまず理解しておきましょう。
ストレートアイロン
こんな人向け | うねり・くせ毛・猫っ毛を真っすぐにしたい 髪にツヤを出して綺麗に見せたい方 |
出来ないこと | 巻き髪やウェーブなどの複雑なスタイルは苦手 |
ストレートアイロンは、くせ毛やうねりを整えたり、猫っ毛などをまっすぐにするのに最適なアイテムです。
また、広がりやすい髪を落ち着かせて、手軽にツヤ感を出したいときにも大活躍してくれますよ(^^)
コテ(カールアイロン)
こんな人向け | しっかりとした巻き髪を作りたい カールヘアをスピーディーに仕上げたい方 |
出来ないこと | 髪のクセを伸ばしたり、短い髪のアレンジにはやや不向き |
カールヘアアイロンは、くっきりとしたカールや巻き髪を作りたいときにぴったりです。
ストレートアイロンでも少しカールは作れますが、本格的に巻きたい場合はカールアイロンを選ぶと失敗しません。
どっちを選ぶ?2つの選び方
選び方はとてもシンプルです。
うねりをまっすぐにしたい&少しだけカールも楽しみたいなら、ストレートアイロンが便利!
しっかりとした巻き髪やカールスタイルがメインなら、カールアイロンを選びましょう。
ちなみに今回の記事では主にストレートアイロンを詳しく紹介しています。もしカールアイロンについて知りたい方は、下記のリンクからご覧ください。
間違いやすい選び方:ここは気にしなくてもOK!
ヘアアイロン選びでよく「この2つをチェック!」と紹介されるポイントがありますが、実はそこまで気にしなくて大丈夫です。
・温度設定の幅
・プレートの素材

【気にしすぎ注意1】温度設定の幅を見る
「140度から180度くらいまで高温にできるかどうかをチェック」とよく言われますが、実際に販売されているヘアアイロンの多くはすでにこの条件を満たしています。
私が見てきた20機種以上すべて、140度~180度で調節できました。
つまり「温度設定」は特に気にしなくても大丈夫!
【気にしすぎ注意2】「プレートの素材」を細かく調べる
「チタンやセラミック素材がいい」などとよく聞きますが、実際には表面だけがコーティングされていたり、素材が明記されていなかったりします。
しかもほとんどのメーカーは髪にやさしい素材で作っています。
髪のダメージは素材だけで決まるものでもないので、無理に調べるより、他のポイントに目を向けて選ぶほうがスムーズです。
見るべきポイントを減らして、できるだけ簡単に選びましょう!
ヘアアイロンは“ニーズ重視”で選ぶのが一番おすすめ!
温度やプレート幅を気にしなくて大丈夫なの?
それなら、どうやって自分に合うヘアアイロンを選べばいいの?
「どこを見て選べばいいか分からない…」という方も多いですよね^^;
でも実は、ヘアアイロン選びはとてもシンプルです!
それは、
“自分が求めていること(ニーズ)”を意識して選ぶこと。
たとえば、こんな希望や使い方がありませんか?
・カールもできるタイプが欲しい
・海外旅行に持って行きたい
・髪が傷みにくいものがいい
・小さくて持ち運びしやすいものが欲しい
・とにかく時短で仕上げたい
・できるだけ価格が安いものがいい
この中に「これ!」と思うものがあれば、そのニーズに合わせて選び方を変えるのが一番の近道です。
あなたの希望が決まったら、それぞれのニーズごとにおすすめの選び方を紹介しているので、上の項目をタップして該当の説明までジャンプしてみてくださいね。
カールもできるヘアアイロンを選びたい方へ
もし「コテじゃないけど、巻き髪もしたい!」という場合は、2Wayタイプか、カール対応のストレートアイロンがおすすめ。
どちらもメリットとデメリットがあるので、自分に合った方を選んでくださいね。
2Wayタイプの特徴
2Wayタイプは、写真のように「ストレート」と「カール(コテ)」の2つの使い方ができるヘアアイロン。
ボタン一つで切り替えられてとっても便利!
ただし、ストレートで使っている時も写真の赤い部分が熱くなるので、うっかり首や顔に当てるとやけどしやすいのが注意ポイント^^;
その分、巻き髪はとても作りやすいですよ!
カールもできるストレートアイロンの特徴
「やけどが心配…」という方には、カール対応のストレートアイロンがおすすめ!
コテや2Wayほど強めの巻き髪は難しいですが、ワンカールやナチュラルなウェーブなら十分作れます。
カールもできるストレートアイロンは、商品ページなどに「カール対応」と書いてある場合が多いです。
見た目で判断するなら、ヘアアイロンの先端部分に注目!
先端が丸くラウンド型になっていると、髪がなめらかに巻きやすく、カクカクになりにくい設計です♪
詳しい特徴やおすすめ機種はこちらの記事でまとめています。
↓↓↓
海外旅行に持っていきたい方へ
海外でヘアアイロンを使う場合は、「海外対応」のモデルを選ぶことがとても大切です。
選び方は、パッケージや本体に書かれている電圧表記をチェックしましょう。
「100-240V」などと書いてあれば海外でもそのまま使えるタイプ。
「100V」だけなら国内専用です。
この数字は「電圧」を表していて、日本(100V)と海外(100〜240V)の違いに対応するためです。
自分で調べるのが大変…という方も安心!
こちらに海外対応でおすすめのヘアアイロンをまとめているので、参考にしてみてください(^^)
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髪が傷みにくいヘアアイロンを選びたい
ヘアアイロンで髪が傷む主な理由は、「熱」と「摩擦」の2つです。
どうしてもヘアアイロンは熱を使って髪型をセットする道具なので、熱ダメージ自体をゼロにするのは正直難しいんです^^;
だからこそ、少しでも髪の傷みを減らすなら、摩擦の少ないヘアアイロンを選ぶことがポイント!
摩擦を抑えるための機能に注目
摩擦を抑えてくれるおすすめの機能が「クッションプレート」です。
これは、プレート部分がバネのように上下に動く仕様で、髪をギュッと挟みすぎてダメージを与えてしまうのを防いでくれます。
クッションプレートがあると、髪をプレートで無理に引っ張ることがなくなり、摩擦によるダメージをぐっと減らせるんです(^^)
クッションプレートだけで選んでいい?
ただ、クッションプレートさえあれば絶対に傷みにくい!…というわけではありません^^;
本当に髪が傷みにくいヘアアイロンかどうかは、使ってみた時の使用感や、実際に使った人の声が大切です。
私が実際に使ってみて「髪が傷みにくい」と実感できたのがこちら!
絹女ヘアアイロン
髪のうるおいをキープする独自のシルクプレートを採用していて、もちろんクッションプレート機能もついています。
閉じたときに隙間ができない構造も魅力。
実際に使った感想なども紹介しているので、気になる方は参考にしてみてくださいね(^^)
よく持ち運ぶ人はここをチェック!
頻繁に外出先に持って行くことが多い方は、「コンパクトさ」と「軽さ」を重視した選び方がおすすめです。
できるだけ小さい機種を選ぶ
バッグに入れるならコンパクトな方が絶対便利!
ヘアアイロンは大体、全長がパッケージや公式サイトに書いてあるので、チェックしてみてください。
標準的な長さは約25〜30cm。それよりも短いものなら「ミニサイズ」と考えてOKです。
ただし、小さすぎると使いづらくなることもあるので、使いやすさとサイズ感のバランスを見て選びましょう。
「普通のサイズだけど軽いもの」を選びたいなら、軽量タイプに注目を!
軽量ヘアアイロンまとめ
軽くて扱いやすいヘアアイロンもまとめて紹介しています。ぜひ参考にどうぞ!
コードレスは?
コードレスタイプもありますが、メインで使うのにはあまり向いていません^^;
外出先で「ちょっと直す」くらいには便利ですが、朝のセットなど本格的に使うなら普通のタイプがおすすめ。
持ち運びが多いなら、まずは「コンパクトさ」や「軽さ」で選ぶのが失敗しないコツです。
朝ラクしたい!時短できるヘアアイロンの選び方
朝はバタバタして時間がない…
そんなあなたには、「時短」を重視したヘアアイロン選びがおすすめです!
時短につながるのは「温まるスピードが速い機種」や「プレートが幅広な機種」。この2つをチェックしてみてください。
どちらも両立している便利なヘアアイロンはこちら。
アレティヘアアイロンワイド
プレートが広めで温まりも早く、髪の量が多い方や忙しい朝でもスムーズに使えますよ(^^)
他にも「時短できるヘアアイロン」を探したい場合は、下記もぜひチェック!
温まるのが早いヘアアイロンとは?
ヘアアイロンは使い始める前に加熱の待ち時間があります。
最近は30秒ほどで温まるタイプも増えているので、朝の準備を素早く済ませたい方にぴったり。
ただし、温まる時間は商品パッケージに書かれていない場合も多いので、公式サイトやレビューでチェックすると安心です。
温まるのが早いタイプはこちらにまとめています。
プレートが幅広タイプって?
一般的なヘアアイロンのプレート横幅は20cm前後ですが、幅広タイプなら一気に髪を挟めるので、時間短縮につながります。
幅広タイプは30cmくらいが主流。
サイズ表記や見た目で判断できるので、時短重視の方はぜひ幅広タイプもチェックしてみて!
おすすめ幅広タイプはこちらから。
とにかく安いものを探したい場合
やっぱり価格重視で選びたい、でも「安かろう悪かろう」にはなりたくない…
そんな方のために、コスパの良いヘアアイロンもまとめました。
ただ、あまりに安すぎるものは初期不良やトラブルも多いので注意!
ちゃんと「安心して選べる安いヘアアイロン」をピックアップしています。
ぜひ参考にして、後悔しないお買い物をしてくださいね。